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作者:鳥越俊太郎  出版社:アース・スターエンターテイメント  出版年:2011年3月 

『鳥越俊太郎のエンディングノート~葬送曲はショパンでよろしく~』

エンディングノートは自分史の総まとめ

「はじめに」より
自分が危篤状態に陥ったり、不慮の事故で死んだりしたときにどうしてほしいのかなどの意思を記して準備しておく〝エンディングノート〟が人気だという。書式は文具メーカーや葬儀社が販売するノート形式のもの、インターネットで無料ダウンロードできるもの、ICカードやチップに記録できるものなどいろいろで、選択肢の幅は広い。

これは、まさにエンディングノート・ユーザーの年代や属性が多様だという現実を物語っている。
私のような前期高齢者(私は現在71歳である)だけでなく、団塊の世代、30~50代の会社員、そして働く女性や主婦層にも、自分の「生き方」や「死に方」に関して、日ごろからはっきり意思表示をしておきたいという願望があることの表れだろう。

あるいは、自分に関する情報整理や忘備録として活用されている面もあるかもしれない。
かつて寿命が短い頃は、死について家族で考えることを避けていたと思う。
いざとなったときには仕方がないが、平和な日常生活の中に持ち込んではいけない禁忌事項だった。
例えば、遺産相続について、子どもからは父親に言い出せないというような時代があったと思う。