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134-3
作者:ガース・キャラハン  出版社:辰巳出版  出版年:2015年10月 

『ナプキンノート 父から娘へ、826枚の「お弁当メッセージ」』

命の期限を切られた父親が、愛する娘に残せるものとは…

「表紙カバー」より
どうしたらいいかわからないとき、人生のごたごたで手いっぱいのとき、僕は一番大事なことを思い出すようにする。
深呼吸をする。お弁当を作る。ナプキン・ノートを書く。エマとつながる。それを繰り返す。ほかに大事なことはない。

「訳者あとがき」より
本書の著者ガース・キャラハンは、彼自身も繰り返し語っているように、おそらく普通の人間です。スター・ウォーズと最新ガジェットのオタク。ポジティブな姿勢で日々を過ごす一方、生まれたばかりの娘に近づくのを怖がって妻に怒られる、ちょっと情けない一面も――。
人並み外れた偉業を達成したわけでもなければ、途方もない能力や財産を持っているわけでもなく、ただ毎日を誠実に生きていたガースですが、運命の残酷ないたずらで、40歳代前半にして末期の肝臓がんの告知を受けます。
手術の甲斐もなく転移を繰り返し、薬の副作用で髪は真っ白に。でも彼にとって何より苦痛だったのは、ようやく思春期を迎えた娘エマの成長を見届けられないという現実でした。
命の期限を切られた今、自分は愛する人間に何を残していけるのか。本書はその答えを模索する「普通の父親」と、やがて父親の思いを汲み始める娘の爽やかな愛情の記録です。