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作者:橋本和彦  出版社:アスコム  出版年:2010年3月 

『考えがまとまる! 3本線ノート実践活用術』

子どものためのツールが大人に使えた!

「序章 3本線ノートとは」中段より
「3本線ノート」は、もともと子どもたちの成績をアップするためのツールとして開発しました。「勉強ができない」といわれる子どもたちと、「勉強ができる」といわれる子どもたち。その両者を観察して、「できない」子どもたちに不足していることを強化するメソッドとして生み出したものです。

具体的には、できる子どもたちのノートのとり方に共通点を見つけ、それをできない子どもたちにマネさせました。効果はてきめんで、たちまちできない子どもたちの学力がアップしたのです(中略)。
簡単に言うと、勉強を「インプット」「プラクティス」「アウトプット」という3つのプロセスにわけて、1ステップずつクリアし、それぞれのステップが自動的に結びつくようなノートを作っていたということです。要は課題を分解し、一つひとつをクリアしてそれぞれが自動的に結びついて解決に結びつくようなノートのとり方です。
そのことを書いた前著(『3本線ノート』)には、私自身もびっくりするような反響がありました。子どもたちのお母さんやお父さん、また子どもの勉強とは直接関係のない一般企業の管理職、OL、はてはデザイナーといった人たちから、「仕事や勉強に役立った」という声が次々に届いたのです。
じつは、「3本線ノートを大人にも使えないか」というのは、わたしも考えていたことです。
当時私は大手学習塾に勤務していましたが、自分の開発した教え方を実際に試してみたいと思い、独立を考えていました。
しかし、ひとりで独立するというのは、なかなか大変なことです。経験のある方ならおわかりと思いますが、すべてのことを自分で考え、自分で実行しなければなりません。もたもたしていると、すぐに時間が過ぎていってしまいます。
そこで、わたしは子どもたちに教えていた3本線ノートを、自分の事業アイデアを具体化し、プレゼンテーションするためのツールとして活用してみたのです。
「アイデアを具体化し、人に説明する」というのは、誰しも苦労するところです。その理由は、「思考のまとめ方」という大切なことを学校で教えないからです。私も最初はつまずき、苦心した末にリバースエンジニアリング(分解→再構成)という手法でプロセスを管理することを思いつき、突破口を見つけました(中略)。
3本線ノートには3つの大きなスペースがあります。このノートに書くべき内容は、タイトルや日付を別にすると、すべてこの3つのスペースに分解して記入することになります。書く内容を3つに分けることのメリットは、「分解・整理ができる」「3つの視点が持てる」「後から見てもわかる」ことです。