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報連相
作者:北山節子  出版社:東洋経済新報社  出版年:2010年5月 

『報連相は手書きにしなさい!』

報連相ノートで共有すれば仕事は全部うまくいく

「はじめに」中段より
手書きの「報連相ノート」を導入するまでは、良好なコミュニケーションをとるために、スタッフに協力を得て、閉店後にミーティングを開くこともありました。

早番、中番、遅番という三交代制であるために、全員を集めてミーティングを行うとなると、営業時間の長いデパートでは早番や中番のスタッフを長時間待たせることになり、また、終わるころには終電の時間になってしまいます。
それでは、スタッフを大事にしたいという思いと裏腹に、スタッフに負担を強いることになります。
そこで、手書きの「報連相ノート」を実践するに至りました。仕事上の「報連相」に加えて、いわば、紙上の「ミーティング広場」をつくろうとしたのです。これなら、おのおのの手があいている時間に、発言の場がもてます。

まず、「報連相ノート」は、「良好なコミュニケーションをとるための場」であることを、スタッフ全員にしっかり認識してもらうことから始めます。単なるルーティンワークにしないということです。
ポイントは、手書きにするということです。文章を書くならパソコンで打ったほうが早いし、手書きにする意味があるの?という疑問もわくでしょう。

私たちの売場では、スタッフの年齢層が10代から50代と幅広く、誰もがパソコンを使えるわけではありません。パソコンを導入するコストだけでなく、パソコンの使い方から教える必要も出てきます。
当時はスタッフの入れ替えも激しかったため、指導時間が省ける手書きこそ「今すぐ、だれでも平等に始められる」とその条件を満たしてくれました。これなら、指導を繰り返すことも、コストもかかりません。ノートとペンさえあれば、たった今からスタートすることができるのです。

手書きの「報連相ノート」を100%活用することで、スタッフ間のコミュニケーションもスムーズに運び、モチベーションの高いスタッフが生まれます。その実例を本書でお伝えしたいと思います。
職場のチームワークを最大限に高めたい、すべての人に贈ります。