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作者:奥野宣之  出版社:ダイヤモンド社  出版年:2010年11月 

『人生は1冊のノートにまとめなさい~体験を自分化する「100円ノート」ライフログ~』

ライフログとは「人生そのまま」を記録すること

序章 ライフログノートで体験を「資産」にする より
この本のテーマは「ライフログ」です。
初めてこの言葉を聞いた人も多いでしょうから、説明しておきます。
「ライフログ(life log)とは、文字通り、「人生や日々(ライフ)の記録(ログ)」のこと。

船乗りがつける「航海日誌」のように、自分の身の回りに起こったことや見聞きしたことを、できるだけそのまま記録しておくことです。
この言葉は、マイクロソフト研究所のゴードン・ベルが、著書『ライフログのすすめ』(早川書房)で取り上げたのをきっかけに、日本でもITやデジタルツールに関心のある人たちの間でよく使われるようになりました。
たとえば、
・毎日、食卓の写真をデジカメで撮っておく
・自分が訪れた場所や経路をすべてウェブ上の地図サービスに残していく
・読んだ本や観たDVDをすべてリストアップして感想を残しておく
こういうのも「ライフログ」です。
ベル氏は、スマートフォンやモバイルPC、GPS、スキャナーなどを使って、見たものや読んだもの、会った人、作った書類、思い出の品など、あらゆるものをデジタルデーターにして大容量のHDDに保存していました。
そのせいもあって、ライフログは普通、スマートフォンや高性能スキャナーなどのデジタルデータツールを使っていくものだと思われています。
しかし、この本では「人生の記録」という本来の意味で、「ライフログ」という言葉を使います。
ベル氏のようにすべてをデジタル化せず、ごく普通のノートを毎日持ち歩いて、自分の人生を詰め込んでいくための「ライフログノート」の使い方とそのメリットについて、これから書いていきます。
iphoneやGPSデジカメのようなデジタルツールを持っているかいないか、ウェブに詳しいかそうでないかに関わらない、誰でも簡単にできるライフログのつけ方です。
最近は、似た概念として「ユビキタス・キャプチャー」という言葉があります。同じように、人生で起こるすべての出来事を記録していくという意味ですが、僕が言う「ライフログ」もこれと同じです。
ただ、ユビキタス・キャプチャーはまだ一般的な言葉ではありませんし、僕自身も普段使ってないので、この本では「ライフログ」として解説していきます。